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エコノミストと称する方々の頭は確かですか

2002118

宇佐美 保

 日本経済新聞社発行の「日本経済入門」を開きますと、“今回のデフレをバブルデフレ論として解釈すると……8546月から四半期毎の株価・地価の上昇率を7%と見ると、資産価格が崩れ始める直前、891012月期の平均で日経平均株価は15000円程度との試算結果となった。実際は37000円程度だったから、株価の半分以上がバブルだったことになる。……90年代の資産デフレはバブルがはじけたためだ、というのはエコノミストの共通した認識には違いない。

 だが、もしそうであれば、資産デフレはバブルが払拭された段階で終わるはず。ところが、株価は15000円どころか、200226日には942085銭にまで下がってしまった。しかもそれでいてまだそこが見えない。

 90年代前半の資産デフレはバブルデフレ論で説明できる。だが、90年代後半以降、それでは説明できない新たな変化が起こっているのではないか。”とあります。

 

 本当にこんな記述を真面目に書いているのでしょうか?

何故、「四半期毎の株価・地価の上昇率を7%」と看做せるのですか?

このこと自体がバブル前から異常ではありませんか!

(四半期毎に7%も上昇したら、1年では、30%(1.0741.31)も上昇するのですか?)

株価や地価が自然に上昇する根拠などあるのですか?

まるで、かつてのブーム時代の切手の収集みたいではありませんか?

 株価は本来配当基本主義であるべきです。

(配当だけを重視すると、今回のインチキ銀行のように、クロス取引などで、嘘の収益を出して配当し、自らの重役の地位を確保しようとする輩が多いようですから、注意が必要です。)

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